SoftEther VPN プロジェクトで開発されているVPNをraspberyy piにインストールしました。クライアントは、windows7とubuntu 12.04のserver版で、動作確認しました。
raspberyy pi での作業
wget http://www.softether-download.com/files/softether/v2.00-9387-rtm-2013.09.16-tree/Linux/SoftEther%20VPN%20Server/32bit%20-%20ARM%20EABI/softether-vpnserver-v2.00-9387-rtm-2013.09.16-linux-arm_eabi-32bit.tar.gz
tar zxvf softether-vpnserver-v2.00-9387-rtm-2013.09.16-linux-arm_eabi-32bit.tar.gz
cd vpnclient
makeでコンパイルが完了する。
あとは、
sudo ./vpnserver startでvpnが起動する。
vpnの設定をする
これよりwindowsで作業をする。
SoftEther VPN Server and VPN Bridge (Ver 2.00, Build 9387, rtm)よりGUIで操作可能なサーバー管理マネージャをインストールする。
ここでの作業メモが残っていないが、画面の指示に従えっていけば、設定が完了した。
クライアントのインストール(windows)
SoftEther VPN Client (Ver 2.00, Build 9387, rtm)よりwindows用のクライアントをダウンロードして、インストールすれば良い。ポート番号は8888にしたら、上手く動いた。
クライアントのインストール(ubuntu server)
SoftEther VPN Client (Ver 2.00, Build 9387, rtm)よりlinuxで64bit用のvpnクライアントをダウンロードした。
解凍して、makeすれば、vpnclientとvpncmdが現れる。
まず、
sudo ./vpnclient startを実行する。どうやら、管理者権限の必要があるみたい。
./vpncmdでvpnの設定を行う.
vpnのコンソール画面に移動したら、
NicCreateでNicを作成したのち、
NicEnableで有効にする。次に、
AccountCreate
AccountPasswordSetでwindowsでの作業で作成したアカウントと同じものを作る。(作業後のまとめて書いているので、足りないのがあるかもしれない)
AccountListでアカウントの一覧を確認することが出来る。また、
AccountExport
AccountImportで作成したアカウントの保存、読み込みできるので、残しておくと別のコンピュータで利用するときに便利。
AccountConnect
AccountDisconnectでvpnへの接続、遮断を行う。
AccountList
AcountStatusShowで接続状況を確認できる。
最後に、/etc/network/interfacesの設定を行う
sudo apt-get install resolvconfをインストールしておく。(標準で入っているのかな?)
auto Nic名
iface Nic名 inet dhcpでdhcpによって、IPアドレスを取得できるようになる。手動の場合は、
auto NIc名
iface NIc名 inet static
address 192.168.0.100
netmask 255.255.255.0
network 192.168.0.0
broadcast 192.168.0.255
gateway 192.168.0.1
dns-nameserver 192.168.0.1などのように設定すればよい。
設定を反映するために、
sudo service networking restartを実行すると、VPNで接続できるようになる。
ifconfigなどを実行して、IPアドレスを取得できていることを確認しておく。
p.s.
Desktop版のubuntuでも、動作を確認したいのだが、最後のネットワークの設定の部分が上手くいっていない。昔、似たような状況に出くわした記憶があるので、単なる知識不足と思われる。
参考: