September 11, 2021

最短突破 データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)公式リファレンスブックのレビュー

最短突破 データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)公式リファレンスブック を著者の菅さんより頂きました。早速読んで、感想を書きます。

1,2 ページで抑えるべき要点がまとまっていて非常に読みやすい構成になっています。データサイエンスの仕事を始めて 1 年目の時に抑えておきたい内容です。データサイエンティストになる人はバックグラウンドが多様なため、得意な分野・苦手な分野があります。しかしながら、業務で必要とされる知識は多岐に渡るので、それまでに専門としてきた領域以外も一定の知識が求められるケースが非常に多いです。統計をやってきた人はデータエンジニアリングやビジネス力が不足していたり、コンピュータサイエンスをやってきた人は統計やビジネスが不足したりします。データサイエンスプロジェクトを進める中で、ソフトウェアエンジニア、営業やマーケターなどとコミュニケーションを取るための必須知識がこの本で身につきます。逆に、マーケターがデータサイエンティストとコミュニケーションを取るのにも役立ちます。

また、データサイエンスを学ぶうえで体系的に学ぶためには、複数の書籍をバランスよく読む必要がありますが、その道標を自分自身で見つけるのは苦労します。なので、データサイエンティスト検定を通して、知識の抜け漏れが減ることも期待できます。

興味のある人は一度読んでみることをおすすめします。

© gepuro 2013

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